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龍が如始めました

龍が如始めました
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■メーカー希望価格 7,140 円
■発売日 2005/12/08 発売
■対応機種:プレイステーション2
■ジャンル:アクションアドベンチャー
■CERO18(18歳以上対象)

・作品紹介
練りに練ったシナリオ、細部まで徹底的に作り込まれたリアルな世界、迫力ある人間ドラマを実現した豪華声優陣、セガが贈る大人のための最高のエンターテインメント、それが「龍が如く」です。
かつて知らないものはいないほどの強さを誇り、「堂島の龍」と呼ばれた伝説の極道“桐生一馬”、そして消えた100億円の鍵を握る少女“遥”。
欲望と暴力の渦巻く巨大な歓楽街“神室町”を舞台に、欲望・愛・人情・裏切り、そして謎解きなど様々な人間ドラマが織り成され、やがて2人は「人として生きることの意味」に気づかされます。
ゲームの持つ可能性を新たな形で提示。
ゲームに飽いた大人の方に、そしてゲームを愛するすべての大人の方に贈る、最高のエンターテインメントです。

・ゲーム概要
舞台となるのは欲望と暴力が渦巻く街・神室町。本ゲームでは、歓楽街の雰囲気をゲーム中にリアルに再現しました。
神室町には様々なお店が点在し、プレイヤーはアイテムを購入したり、食事をすることにより体力を回復したり、またアミューズメント施設やバッティングセンターで遊ぶことができます。
また「合言葉」でしか入れない謎のお店も…(注:神室町は架空の都市であり、実在のものではありません)。

様々な人々が集まる神室町では、街の不良に絡まれたり、情報屋などから様々な情報を入手したり、そして場合によってはサブストーリーに突入したりと、神室町の人間とコミュニケーションする事で、様々なシチュエーションに遭遇します。
サブストーリーでは会話の選択肢などによって、「仕事を依頼される」「助けを求められる」事などが起こります。こうしたサブストーリーをプレイする事で、意外な情報を得たり、金やアイテムを手に入れたりすることができます。

ストーリーを進めていくと様々な敵が主人公の前に立ちふさがり、バトルが発生します。バトルでは打撃技だけではなく、敵を掴んでの攻撃や、周りにある様々なものを武器として使用するなど多種多様な攻撃を行うことができます。
また、主人公は経験値を溜めることにより、レベルアップを行うことができます。レベルアップを行うことにより、体力がアップしたり、新たな攻撃を覚えることができます。
経験値は、バトルだけではなく、サブストーリーをクリアするなどでも入手することができます。

・ストーリー
欲望と暴力が渦巻く街…神室町。
親友の為、愛する女の為に「親殺し」という汚名を背負った一人の男がいた。かつては“堂島の龍”と呼ばれた伝説の極道、桐生一馬 。
10年後、運命に導かれて男は再び神室町へと戻る。しかし彼を待っていたのは、自分を恨むかつての組織の人間たちと危険な罠だった。
次々に起こる謎の事件が孤独な彼を更に追い詰める。そして男は100億の価値があるという 一人の少女と出会う。2人の運命が交わる時、男は戦いを誓う。
未来を信じる少女のために。過去から逃げた自分を取り戻すために。そして2人は「人として生きることの意味」を見つけてゆく。
眠らない街を舞台に、人間の 欲望、愛、人情、裏切りのドラマの数々が胸に突き刺さるドラマティックバイオレンスアクション。

(C) SEGA Corporation, 2005

以上、playstation.com の「龍が如く」の商品紹介より引用。
http://www.jp.playstation.com/Item/2/6176683.html
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・個人的総合評価(重要度:萌え>>>越えられない壁>バカっぽさ>面白み>>価格>>>システム>スト-リー)

萌え:
 萌えは無いに等しいかな?強いて言うなら、夜の街を10歳位の少女を連れまわしながら、賭博場やキャバレーなどに行くところ?
 キャバレー嬢と飲んで食べて会話したりしたり口説き落としたり、ショーパブ、マッサージ、ソープなど出入りしたりするのも萌えかな?

バカっぽさ:
 日常ではありえない世界で心行くまで遊べる所。登場人物が真面目にバカをやっているところ。
 暴行罪でつかまりそうなほど、完膚なきまでに叩きのめすところ。パンチキックは当たり前として、倒れている相手の顔面を踏んだり、投げたり壁に叩きつけたり、ジャイアントスイングをしたりと無茶ばかり。
 さらに、現実では銃刀法違反でつかまりそうな武器で攻撃をするところ。バットや鉄パイプで殴るのは当たり前として、短刀や刀で滅多切りにしたり、銃を撃ったり、看板や自転車を振り回して殴り倒したり、手榴弾などの爆弾で吹き飛ばしたりと無茶ばかり。
 所持金を増やしたい場合は、サブイベントをこなしてお礼を貰う。因縁をつけてきたヤクザやチンピラなどを撃退して金を巻き上げる(RPGっぽい)。入手したアイテムや、パチスロやカジノで入手したアイテムを質屋に売るなどして稼ぐ。

面白み:
 バイオレンスアクション好きで、仮想世界で生活をする箱庭ゲームが好きな人には、たまらない一品。

システム:
 「シェンムー」の技術を生かしつつ、さらに進化した描画は、本物の街中を歩いているような感覚になる。また、ディスクの読み込みを可能な限り減らしているので、レスポンスはそんなに悪くない。

スト-リー:
日常ではありえない世界と、普通に生きていれば決して触れる事の無いヤクザの世界の中で繰り広げられる人間ドラマ。

価格:
ローグギャラクシーと同じ値段だが、こちらの方が値段に見合った内容と思える。

付加価値:
見た目は、70億円をかけて開発した売上に見合わない投資をした、伝説のドリームキャスト用ゲーム「シェンムー」の臭いを彷彿させる出来栄え。
だがしかし、その中身は、劣化したシェンムーか?はたまた、進化したシェンムーか?購入したもののみぞ知る。
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良い部分
・描画が綺麗。手を抜けるところはとことん手を抜いているが、気合を入れている部分は、ものすごく丁寧に作られている。
・街の中の住民の動作が細かい。まるで本当に生きているかのように歩いているように見える。また、キャラがぶつかったとき、そのまま移動するのではなく、ぶつかった衝撃で体が半回転してバランスを崩す所など非常に細かい。
・自由度が高い。いろいろな要素を盛り込んでいるが、時間制限と言う不自由さから、満足が行くまで遊べなかったシェンムーの弱点を克服して、次のイベントフラグを立てない限り、時間制限のない世界で納得が行くまで遊ぶ事ができるシステムにしてある。
・アドベンチャーパートはハマリは無いため簡単だが、バトルパートの難易度はちょっと高め。慣れてしまえばどうということでは無いがそこまで行くまでがキツイかも。一応、難易度設定はできるらしいが、かなり屈辱的なことにならないと選択できない。
・商品名や店名に、実在しているものを使用している(なっちゃんやBOSSなどの飲み物や、ドンキホーテなどの店名)ので、さらに臨場感が増す。
・イベント時の描画や感情表現などは、シェンムーほど作りこまれていなく、けっこう粗い…が、それがいい。あんまり綺麗にしてしまうと「不気味の谷」現象になるので、この位の粗さがちょうどいい。
・神室町のベースが、歌舞伎町っぽいところが良い。それに、ゲームらしく非現実的な出来事ばかり起きるのが、また良い。

悪い部分
・アドベンチャーパートでのカメラワークが固定な上に、視点がころころ変わるので、自キャラを見失いやすい(慣れが必要)。
・バトルパートのカメラワークは視点を動かす事ができるがつねに、正面を向かせる強制切り替えしか付いていないので、囲まれた場合、背後からタコ殴りにあう(回避作として、背後を攻撃できる技もあるが、後半にならないと覚えられない)。
・通常の移動速度が遅い。室内を移動する時は、さらに移動速度が遅くなる。タクシ-を使う事で移動時間を短縮できるが、有料なので気軽に使えない。
・所持できるアイテムが、武器枠が4点、防具とアイテム兼用の枠が9点とやや少なめ。持ちきれない状態でアイテムを入手したときは、その場でアイテムボックスに移動できるところがせめてもの救い。
・エンカウント(絡まれ率)が少々高いので、たまにウザったくなるときがある。
・バトルパートは、操作が少し複雑だし、カメラワークも悪い。アクションが苦手な人は敷居が高いかも。
・戦闘が単調。能力強化すると、■ボタンでのコンボ増えてガードキャンセル技が付加されるので、ただ殴っているだけでも、大抵の敵は倒せる。また、敵をロックオンする機能が無いので、相手を捕えるのが難しく、攻撃を外す事が多い。
・武器が脆い。高い金を払って購入した武器も、耐久力が少なくすぐに壊れてしまう。まあ、RPGの武器みたいに一生物と言う設定もおかしな話しだが、ちょっと脆い気もする。
・メインキャラの声優に力を入れすぎた(金をかけすぎた)せいか、NPCなどのキャラの声優がおざなり。キャバクラ嬢の声優に素人(開発スタッフ?)を使っているのか、棒読みセリフで萎える。
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お勧め度:★★★

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==== コメント ====
プレイしてみての感想は予想以上の出来栄え。誰だ、劣化したシェンムーだといった人は(笑)
分別のある大人がプレイするには問題はないと思うけど、このゲームの暴力表現は、かなりエグいし、妙な所はリアルなので、感受性が強いお子様や、世間一般の常識に疎い人間にはお奨めできない(ゲームに感化されて真似しそう)。
対戦相手は、ヤクザ、マフィア、街の住人(ストーカー、よっぱらい、ホームレス)、街の不良(カラーギャング、チーマー)の他に、ボクサーくずれ、レスラーくずれ、囚人など多種登場。
普段から、ヤクザ、ホームレス、よっぱらい、街の不良などを不快に思っている人は、(ゲーム内だけだが)思いっきりぶちのめす事が出来る楽しみ(?)もある。
ストーリーも「ドラマ」としてなら、かなり見ごたえがあると思う。

しかし、本編だけを進めて行くと、すぐに終わってしまう内容の薄さはどうかと。
イベントフラグを立てない限り、街中を納得が行くまで遊べるのは嬉しいが、用意されているサブイベントやミニゲームの内容が薄い。
ギャンブルは、ブラックジャック、バカラ、ルーレット、パチスロ(3種類)、チンチロリンと一通り揃っているが、ゲームセンター内は、UFOキャッチャーのみしかない。個人的には、ハングオンくらいは付けて欲しかった。
キャバクラ、マッサージ、ショーパブなどの「大人の体験」もあるが、女性の表情パターンが1つしかなく、セリフは棒読みでは、楽しさが激減する。

総合的に出来は良いと思うが、お勧め度が☆3なのは、以上の理由と万人向けでは無いところ。

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